法の番人たちの人事評価

4日前に最高裁からの人事が発表された。一般人にはあまり馴染の無いものだ。

法曹人達の中では,定年退官を迎えられた藤山雅行(名古屋高裁部総括判事)氏についての話題が多かったようだ。

小田急線高架化工事訴訟、アフガニスタン難民認定訴訟、学生無年金障害訴訟等、行政訴訟において数々の行政側敗訴の判決を下したことで有名な方だ。

圧倒的に国側有利と言われる税務訴訟においても6割に上る納税者勝訴の判決を下しており、その後の税務に与えた影響は極めて大きかったとのこと。

個性あるSNSの書き込みで話題に上がる東京高裁の判事は,この人事について次のようにツイートした。

「国民目線で裁判をし、
国民・都民を勝たせ、国・都を負かせ続けたため、
左遷され、その後一度も東京に戻れないまま定年となった
元・超エリート裁判官
平成19年までの、この輝かしすぎる経歴↓

http://www.e-hoki.com/judge/2471.html

普通にやってたら,法務省民事局長→東京高裁長官あたりまでは行ったでしょうね

裁判官が,国民・都民を勝たせたら、一体どういう目に遭ってしまうのか。

全裁判官の脳裏に,強く強くインプットされましたよ(^_^)

この人事は,これから長いこと,裁判所内部で,語り継がれることでしょう。」

とのこと。

国や都民を勝たせ続けたことにより左遷されたのだという。

「裁判官が,国民・都民を勝たせたら、一体どういう目に遭ってしまうのか。
全裁判官の脳裏に,強く強くインプットされましたよ(^_^)」

との記述には,裁判官達が人事を物凄く意識している人達だということが解る。

「一体どういう目に遭ってしまうのか。」

とあるが経歴を見ても,恐れるような酷い事をされた訳ではない。

民間では会社の不正を指摘した後に,継続勤務不可能な露骨な嫌がらせ人事も起きているのに比べるといささか大袈裟にもかんじてしまう。

彼らは,根拠となる法や判例,職業倫理でも無く,判断の基準にこのような人事が恐怖としてインプットされている事が明かになった。

「普通にやってたら,法務省民事局長→東京高裁長官あたりまでは行った」

との記載があり,それがエリート裁判官の出世ルートらしいが,法務省民事局長といえば,つい先日,EU26か国から上川法務大臣に日本の拉致司法の問題を指摘された書簡に対して,国会答弁よろしくはぐらかした返信文書を作成し対応させたと囁かれている。

国際社会から日本の司法の問題を指摘されても裁判所からの出向者が国務大臣を操ってしまって居るというのが日本の権力の構図のようだ。

EU26か国の連名での書簡に誠実な対応が無かった事に因り,G7で議題として取り上げて貰うように6か国の被害当事者達が6か国の首脳宛てに陳情する事態となっている。

日本の司法の子の拉致優遇問題といえば,今回の最高裁の人事発表の中で,気になる方が居る。旭川地家裁所長に昇格した栗原壮太 元東京高裁判事だ。

被害当事者団体によると現在,日本で頻発横行している離婚弁護士らの主導する子の拉致事件では,それまで平穏に一緒に暮らしていた親子がある日突然引き裂かれ,再会する債務名義を得るまでに2年近くかかってしまう事もあるらしい。

典型的マニュアル的な常習性のある弁護士にそれをやられた場合には「面会交流の仮処分の申し立て」という手続きがあるが,栗原判事は,裁判所調査で「父子関係に問題が無く,子どもは父親に会いたがっている」という調査報告がされている事件の「面会交流の仮処分」について既に申立から1年も経っているにも関わらず「(拉致後の生活に)虐待ネグレクトが立証されておらず,拙速に再会することこそが子の福祉に適わない」という決定を下し,更に1年の声も聞かせぬ完全断絶期間に繋げ,父子が再会できた時には,子どもは従前の生活を思い出せなくなっていたという。父子には取り返しの着かない人生の損失となったが,このような判断を下すと出世していくのかもしれない。


藤山判事に対する法曹界のツイートや栗原判事に対する被害当事者団体の情報から,一般人には法の番人達の人事は,更に闇深いものに感じられたかもしれないが,裁判所外部からの意見を提出することもできるようだ。

「裁判所内部の情報だけでなく,裁判所外部からの情報についても配慮するものとされました。
情報を提供していただく方の氏名,連絡先や具体的な根拠となる事実が記載された書面を裁判所の総務課で受け付けることになります。
もっとも,個々の裁判の結論の当否を問題とするものなど,裁判官の独立に影響を及ぼすおそれのある情報については考慮することができません。」

裁判所外部の者が客観的事実に基づき人事評価の参考となる書面を提出できるという制度であるが,個々の裁判の当否に関わることは考慮しないとのことだから,実質的には機能していないかもしれない。個々の手続き以外で裁判所外の方が人事評価に影響する情報を得ているケースというものがあれば提出を検討しても良いかもしれない。

やはり裁判所村のしきたりは闇深いと感じてしまう。

「裁判官の評価は、処理した事件件数によって大きく左右されるという。処理件数が「一覧表で配られる」ため、「誰がすごく成績が悪い」かがわかり、それが目立つようになると、「出世に影響する」。そのため少なからぬ裁判官は、真実が明らかにならなくても「理由は何とでもつけられる」ので、「粗製濫造判決」を書こうとする。“裁判の理由は真実に沿わなければならない”という法格言は、もはや「裁判官村」では死語となっているのかも知れない。」とのこと。

Taro's blog 報道されづらい真実

何故,こんな酷い社会問題が解決されずにいるのだろう?という問題が日本には溢れている。 司法がもし法と正義を守る機関では無かったら? 深刻な社会問題を票読みから見て見ぬふりする政治家ばかりだったら? 大手報道が取り上げをタブー視する人権問題があったら? 市民を言論弾圧するスラップ訴訟が横行していたら? 今,市民の勇気をもった情報発信が求められている。 発信者 小島 太郎