実子誘拐問題啓発に対する別居親団体からの弾圧
日本政策学校が紹介した実子誘拐問題のシンポジウム
フェイスブックのタイムラインには、「〇年前の今日」という表示が出る。
3年前の今日は、日本政策学校が、私の企画したシンポジウムを紹介してくれていた。おかげで社会問題や政策論議への関心が強い日本政策学校のフォロワーに、この異常な人権問題の存在を知らせるきっかけになった。
左派との人脈が多いとみられがちなロビイストや、DV被害支援団体の陳情を受け活動していた都議など、敢えて従来の別居親団体活動家達とは異なる人選で、市民活動家向けに企画した。当日は、実子誘拐被害問題には全く当事者性の無い、市民運動に関心のある参加者もいた。
離婚弁護士らの拉致ビジネス横行の社会問題に対して、虚偽DVの恩恵にあずかる利権者らは当然に言論弾圧行為をしてくるが、この時はむしろ、実子誘拐被害者を含む別居親団体からネガティブキャンペーンが活発に行われていた。
実子誘拐問題シンポジウムに対する別居親団体のネガキャン
共同養育支援法全国連絡会の主たる構成団体の親子ネットのグループウエア内の他団体イベント情報掲示板にシンポジウムの情報を投稿したところ現代表武田 典久 氏から「気仙沼にいってやっていろ」と書き込まれた。親子引き離し問題に詳しい杉山程彦弁護士が「小島さんにも、被災地にも失礼だ。」と指摘したが、何百人も居る親子ネットの別居親会員らは、この武田典久 氏の指摘を何らおかしいとは思わない様子だった。
親子ネット現代表武田 典久氏の指摘は、当初なんのことか私にはさっぱりわからなかった。私は東京生まれ東京育ちなので、大阪人から「東京もん、東京弁」とからかわれることはあるが、気仙沼には何のゆかりもない。行ってみたい土地ではあるが未だ果たせてもいない。
私は様々な市民団体にその団体の活動趣旨に合いそうな企画提案をしてきた。この時のシンポジウムは、共同親権運動ネットワークに提案して行った。共同親権運動ネットワークは「kネット」という略称がある。そして、気仙沼には、kネットというケーブルTVの会社があるらしく、そのことから「気仙沼にいってやってろ」という指摘になったのではないかと推論されていた。杉山程彦弁護士の指摘に対して、親子ネット現代表の武田典久氏は反応しなかったので「気仙沼にいってやってろ」の真意は解らないが、推論通りであれば、あまりにも低俗だ。そのような輩を代表に担ぎ上げている会員らのロビー活動には、疑問を持たざるを得ない。
そして、この武田 典久氏の書き込みの後、インターネット上では、親子ネット会員の匿名アカウントから、私は左翼で親子引き離し派のスパイだという旨の嫌がらせ書き込みが相次ぎ、3年経った今でも続いている。
別居親団体員らが差別視でわざわざ敵を増やす理由
日本政策学校や異なるイシューのロビイスト、DV支援団体とのつながりのある都議など、新たな理解者が増える機会を何故、別居親団体は潰してしまうのだろう。
幾つかの理由が考えられるが、一つは、元々モラハラ気質で攻撃性が極めて高い者達の集団であるということ。社会問題解決が目的では無く、一つのイシューにおける支配が目的であるということ。攻撃する対象としてロックオンした相手のシンポジウムなど、どんな内容であろうとも潰してしまえという行動になる。
もう一つは、差別視に因る不利益を被り続けた結果として、差別視に因る過剰防御反応が起きているということ。
後者であれば、個別事件の審理を蔑ろにしている裁判所の責に因るところが大きい。
本来違法な筈の子どもの連れ去りが、優遇され動機づけられている法手続きでは、根拠法や証拠は関係が無い。実子誘拐被害親差別視という実務の運用法理が働く。
悪用するものは、差別視を喚起するし、悪用され貶められた者の中には、差別視で敵を推認し防御する者も発生してしまう。攻撃が最大の防御と考えるものも発生するだろう。
そもそも同居親と別居親が対立する社会問題ではない筈だ。虐待や暴力、不貞などの有責配偶者は、同居親にも別居親にもどちらにも存在するだろう。
それが、実子誘拐ビジネス横行問題に触れると、対立軸のどちらかに勝手に分類され、分類された側のマジョリティに拘る者達からの支配に従わないとロックオンされ攻撃を受け続けることになる。
敵味方レッテル貼りに因る対立
単独親権維持派のよくある主張「彼は(実質合法化している)実子誘拐を問題視しているから敵だ!」≒気に入らない奴は全員DV加害者であり敵だということ???
共同親権導入派のよくある主張「別居親はみんな仲間だ!」≒別居親には、危険人物が全く居ないということ???同居親には仲間が居ないの???
こんなインターネット上のやり取りには辟易しているので、私は、排他圧力にも同調圧力にも距離を置き、一方的情報発信をすることにしている。
コロナ禍のストレスから首相徹底批判派とそれに対する嫌悪派の対立も起きているが、敵味方に分けて判別することによる不利益をなるべく多くの方に気づいてもらいたい。
「気仙沼に行け!」と言われずとも「気仙沼に行こう!」(*コロナ禍終息後に)
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